专利摘要:

公开号:WO1992013342A1
申请号:PCT/JP1992/000029
申请日:1992-01-16
公开日:1992-08-06
发明作者:Tadao Yoshida;Hirotoshi Fujisawa
申请人:Sony Corporation;
IPC主号:G11B7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 己録及び Z又は再生装置
[0003] 本発明は、 所定の情報信技号が記録される光磁気ディスクゃ光ディ スクの如きディスクを収納したディスクカー ト リ ツジを記録媒体に 用いる記録及び 又は再生装置に分関する。 野
[0004] 背 景 技 術
[0005] 従来、 情報信号の記録媒体として、 光磁気ディスクや光ディスク の如きディスクが用いられている。 このディスク 1 0 1 は、 光透過 性を有する材料により円盤状に形成されたディスク基板を有し、 こ のディスク基板の少なく とも一方の面に信号記録層を設けて構成さ れている。 そして、 上記ディスク 1 0 1 に対して情報信号の記録を 行い、 又は上記ディスク 1 0 1 に記録された情報信号の再生を行う 場合には、 このディスク 1 0 1 を記録媒体に用いる記録及び Ζ又は 再生装置に装着する。 この記録及びノ又は再生装置内に装着された ディスク 1 0 1 は、 図 1 に示すように、 上記記録及び Ζ又は再生内 に配設されたディスク回転駆動機構 1 0 2に中心部を保持されて回 転駆動される。 従って、 上記ディ スク 1 0 1 は、 上記ディスク回転 駆動機構 1 0 2に保持される部分の外周側に信号記録層を有する情 報信号の記録部が形成されてなる。 そして、 上記ディスク 1 0 1 に対する情報信号の書込み、 若しく は上記ディスク 1 0 1 に記録された情報信号の読出しは、 記録及び
[0006] Z又は再生装置内に配設された光学ピックアツプ装置 1 0 3により t 行われる。 この光学ピックァップ装置 1 0 3は、 光源とこの光源よ り出射される光ビームを光軸上のある一点で集光させる対物レンズ
[0007] 1 0 4を備え、 ディスク 1 0 1 の信号記録部上に光源からの光ビ一 厶が集束するように照射する。 すなわち、 光源から出射され対物レ ンズ 1 0 4を介してディスク 1 0 1 の信号記録部上に照射される光
[0008] ビームは、 常時ディスク 1 0 1 の信号記録部上に合焦するように制
[0009] 御されている。
[0010] なお、 信号記録層を光磁気材料により形成した光磁気ディスクに
[0011] 情報信号の記録を行う場合には、 光ビームを出射する光学ピックァ
[0012] ップ装置に加えて、 上記信号記録層に外部磁界を供辁する外部磁界
[0013] 発生装置が必要となる。
[0014] ところで、 光学ピックアツプ装置 1 0 3には、 ディスク 1 0 1 力
[0015] ディスク回転駆動機構 1 0 2により回転駆動されるに伴って面振れ
[0016] や偏心を生じた場合であっても、 光源から出射された光ビームが常
[0017] 時ディスク 1 0 1 の信号記録部上に合焦するように、 対物レンズ 1
[0018] 0 4を光軸方向及びこの光軸方向と直交する 2軸方向に駆動操作す
[0019] る対物レンズ駆動機構 1 0 9が設けられている。 この対物レンズ駆
[0020] 動機構 1 0 9は、 可撓性を有する材料よりなる図示しない支持部材
[0021] によって対物レンズ 1 0 4を、 この対物レンズ 1 0 4の光軸方向と
[0022] この光軸方向に直交する方向に移動可能に支持するとともに、 電磁
[0023] ァクチユエ一夕等を用いて対物レンズ 1 0 4の光軸方向及びこの光
[0024] 軸方向に直交する方向に駆動操作するように構成されている。 また、 ディスク 1 0 1 の取り扱い時に、 上記ディスク 1 0 1 に塵 埃が付着したり手指の接触等による傷損を受けないように保護を図 るととともに、 取扱いの容易化を図るため、 図 1 及び図 2に示すよ うに、 上記ディスク 1 0 1 を方形の筐体である力一 ト リ ッジ本体 1 0 5に収納したディスクカー ト リ ッジ 1 0 8が提案されている。 こ のディスクカー ト リ ッジ 1 0 8 は、 カー ト リ ッジ 1 0 1 に収納した ディスク 1 0 1 を上記カー ト リ ッジ本体 1 0 5の外部から回転可能 となすように収納してなる。 そして、 ディスク 1 0 1 を収納した力 ー ト リ ッジ本体 1 0 5の少なく とも一方の主面部には、 上記ディス i o ク 1 0 1 の信号記録領域の少なく とも一部を径方向に亘つて外方に 臨ませる記録再生用開口部 1 0 6及びセンター穴が形成されたディ スク 1 0 1 の中央部を外方側に臨ませるチヤ ッキング用開口部 1 0 7が設けられている。 すなわち、 このディスクカー ト リ ッジ 1 0 8 に収納されたディスク 1 0 1 は、 チヤッキング用開口部 1 0 7を介
[0025] 1 5 してカー ト リ ッジ本体 1 0 5内に進入する記録及び Z又は再生装置 側に配設したディスク回転駆動機構 1 0 2によってセン夕一穴が形 成された中央部が保持されて回転駆動されるとともに、 記録再生用 開口部 1 0 6を介して上記ディスク 1 0 1 に対向される光学ピッ ク アップ装置 1 0 3によって情報信号の書込み及び Z又は読出しが行
[0026] 2 0 われる。
[0027] なお、 カー ト リ ッジ本体 1 0 5に形成された記録再生用開口部 1 0 6は、 ディスクカー ト リ ッジ 1 0 8の非使用時においてディスク 1 0 1 の保護を図るため、 図示しないシャ ツタ部材により閉塞され ている。 このシャ ツタ部材は、 記録再生用開口部 1 0 6を少なく と 5 も閉塞できるに足る大きさに形成されたシャ ツ夕部を有し、 記録再 生用開口部 1 0 6を開閉する方向に移動可能となされてカー ト リ ッ ジ本体 1 0 5に支持される。 従って、 シャツタ部材は、 ディスク力 ー ト リ ッジ 1 0 8の非使用状態では、 記録再生用開口部 1 0 6を閉 塞する位置に移動されているが、 ディスクカー ト リ ッジ 1 0 8を記 録及び 又は再生装置に装着した使用状態では、 記録及び/又は再 生装置側に設けられたシャッ夕開放機構によって移動操作されて上 記記録再生用開口部 1 0 6を開放する位置に移動される。
[0028] ところで、 上述のような記録及び 又は再生装置においては、 光 学ピックアツプ装置の対物レンズ 1 0 4の光学的特性によって、 該 対物レンズ 1 0 4のディスク I 0 1 に対向する第 1面より信号記録 層までの距離、 すなわち、 ワーキング · ディスタンスが定まる。 そ して、 信号記録層に対して書込み及び Z又は読出す情報信号の高密 度化を図るためには、 信号記録層上において光ビーム bをより小さ なビ一ムスポッ トとして集光させる必要がある。 そのため、 ヮ一キ ング . ディスタンスは、 対物レンズ 1 0 4の設計及び製造上の問題 が生じない範囲で可能な限り短くなされている。
[0029] そこで、 光学ピックァップ装置 1 0 3を用いてディスク 1 0 1 に 対して情報信号の書込み及び 又は読出しを行うに場合に、 ヮーキ ング · デイス夕ンスが可能な限り短くなされているため、 図 1 に示 すように、 対物レンズ 1 0 4の外径より大径の対物レンズ駆動機構 1 0 9をカー ト リ ツジ本体 1 0 5内に進入させることによつて上記 対物レンズ 1 0 4をディスク 1 0 1 にできるだけ近づける必要があ る。 そして、 大径の対物レンズ駆動機構 1 0 9をカー ト リ ッジ本体 1 0 5内に進入させるには、 図 2に示すように、 記録再生用開口部 1 0 6を対物レンズ駆動機構 1 0 9の進入を可能となすに足るよう に力一 ト リ ッジ本体 1 0 5に大き く形成しておく必要がある。
[0030] 上述のような要件を満たすため、 記録再生用開口部 1 0 6を大き く形成してしまう と、 この記録再生用開口部 1 0 6を開閉するシャ ッ夕部材も大き くする必要がある。 このシャ ツ夕部材は、 前述した 通り記録再生用開口部 1 0 6を開閉するようにカー ト リ ッジ本体 1 0 5に移動可能に支持されてなるものであるので、 ディスクカー ト リ ッジ 1 0 8 の小型化を図ることが困難となってしまう。
[0031] また、 カー ト リ ッジ本体 1 0 5は、 合成樹脂材料を射出成形装置 を用いた射出成形法等の成形方法により形成されるものであるので 、 記録再生用開口部 1 0 6を大き くすると、 ディスクカー ト リ ッジ 1 0 8の主面部を平坦な面として形成することが極めて困難となる そこで、 本発明は、 情報信号記録用のディスクを収納して構成さ れるディスクカー ト リ ツジの大型化を防止するとともに、 合成樹脂 材料を射出成形等の成形法により形成する場合の成形の容易化を達 成し、 ディスクカー ト リ ッジに収納されたディスクに対する情報信 号の記録及び Z又は再生特性の向上を達成できる記録及び Z又は再 生装置を提供することを目的に提案されたものである。 発 明 の 開 示 本発明は、 光ディスクを回転自在に収納してなるディスクカー ト リ ッジに形成された記録再生用の開口部を介して、 光学ピッ クアツ プ装置からの光ビームを上記光ディスクに照射することによって、 上記光ディスクに情報信号の記録を行い、 又は上記光ディスクに記 録された情報信号の再生を行う記録及び Z又は再生装置に係るもの である。 この記録及び Z又は再生装置に適用される光学ピッ クアツ プ装置は、 光源と、 この光源からの光ビームを光ディスクの信号記 録部上に集束させる対物レンズを備えている。 そして、 上記光学ピ ッ クアップ装置により、 光ディスクに対して情報信号の記録及び Z 又は再生を行う際、 ディスクカー ト リ ツジに形成された記録再生用 の開口部を介して対物レンズのみを上記ディスクカー ト リ ッジ内に 進入させるようにしたものである。 図面の簡単な説明 図 1 は、 従来の記録及び Z又は再生装置の光学ピックアツプ装置 及びこの記録及び Z又は再生装置に適用されるディスクカー ト リ ツ ジを示す縦断面図である。
[0032] 図 2は、 従来の記録及び Z又は再生装置の光学ピッ クアツプ装置 及びディスクカー ト リ ツジの構成を示す平面図である。
[0033] 図 3は、 本発明に係る記録及び/又は再生装置を構成する光学ピ ッ クアツプ装置及びこの記録及び 又は再生装置に適用されるディ スクカー ト リ ツジを示す縦断面図である。
[0034] 図 4は、 本発明を構成する光学ピックアップ装置及び上記ディス クカー ト リ ツジを示す平面図である。
[0035] 図 5は、 上記光学ピックアツプ装置及び上記ディスクカー ト リ ツ ジの非使用状態を示す拡大縦断面図である。 究明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の具体的な実施例を図面を参照して説明する。
[0036] 本発明に係る記録及び 又は再生装置は、 後述するようにデイス ク 2 0 3 として光ディスクを用いてなる。 このディスク 2 0 3は、 カー ト リ ツジ本体 2 0 1 に収納されてディスクカー ト リ ッジ 2 0 2 として構成され、 上記カー ト リ ッジ本体 2 0 1 に収納されたままの 状態で記録及びノ又は再生装置に装着される。 そして、 この記録及 び 又は再生装置は、 ディスクカー ト リ ッジ 2 0 2に収納されたま ま装着されたディスク 2 0 3に対する情報信号の記録及び Z又は再 i o 生を行う記録及び 又は再生手段として光学ピッ クアップ装置を用 いてなる。
[0037] 本発明に係る記録及び Z又は再生装置を構成する光学ピッ クアツ ブ装置 1 は、 この記録及び 又は再生装置に配設されるガイ ド部材 8に支持される光学系ブロッ ク部 1 aを有している。 この光学系ブ
[0038] 1 5 ロッ ク部 1 aには、 レーザダイオー ド等の光源と、 この光源から出 射される光ビームを対物レンズ 5に導くためのコ リ メ一夕レンズ等 の光学デバイスが内蔵されている。 この光学ブロッ ク部 1 aは、 ガ ィ ド部材 8を介してディスク 2 0 3の径方向に移動自在に支持され てなる。 そして、 光学ブロッ ク部 1 aは、 後述するようにディスク
[0039] 2 0 カー ト リ ッジ 2 0 2が記録及び 又は再生装置に装着され、 上記デ イスクカ一 ト リ ッジ 2 0 2内のディスク 2 0 3に対し情報信号の記 録及び Z又は再生を行うにあたって、 図示しない駆動手段によって 上記ディスク 2 0 3の内外周に亘つて移動操作される。
[0040] そして、 光学系プロッ ク部 1 a上には、 対物レンズ駆動装置 2が
[0041] 2 5 取付けられている。 この対物レ ンズ駆動装置 2は、 光学系ブロッ ク 部 1 aに内蔵された光源から射出される光ビームが入射される対物 レンズ 5を有している。 すなわち、 この対物レンズ駆動装置 2は、 複数のマグネッ ト 7, 7が取付けられた磁気ヨーク 6及び対物レン ズ 5を支持するレンズボビン 3を備えている。 磁気ョーク 6は、 光 学系ブロック部 1 aに対し固定されている。
[0042] また、 レンズボビン 3は、 可撓性を有する材料よりなる図示しな いワイヤや板パネの如き支持部材によって支持され、 磁気ヨーク 6 に対して変位可能となされている。 さらに、 レンズボビン 3には、 図示しないコイルがマグネッ ト 7, 7 と相対向する位置に取付けら れている。 このレンズボビン 3は、 コイルにフォーカスエラー信号 やトラッキングエラ一信号に基づく駆動電流が供給されると、 この 駆動電流が形成する磁界と上記マグネッ ト 7 , 7が形成する磁界と の作用によって、 図 5中矢印 Fで示す対物レンズ 5の光軸方向であ るフォーカシング方向及びこの光軸方向に直交する方向である トラ ッキング方向に駆動変位される。 この対物レンズ駆動装置 2のコィ ルには、 フオーカスエラー信号やトラツキングエラー信号の他に、 ディスク力一 ト リ ッジ 2 0 2内のディスク 2 0 3に対して情報信号 の記録及び Z又は再生を行う際に対物レンズ 5を上記ディスクカー ト リ ッジ 2 0 2内に進入させるための直流的な駆動信号がフオーカ スエラー信号に加算されて供給される。
[0043] そして、 対物レンズ 5は、 レンズボビン 3に対し、 対物レンズ支 持部材 4を介して取付けられている。 この対物レンズ支持部材 4 は 、 対物レンズ 5の外径に略相当する円筒状に形成されている。 すな わち、 この対物レンズ支持部材 4は、 基端側をレンズボビン 3に取 付け、 先端側に対物レンズ 5を取付けている。 そして、 対物レンズ 一 一
[0044] 5は、 この対物レンズ支持部材 4により、 レンズボビン 3の上面部 より、 該対物レンズ 5の光軸に沿って光ビームの出射方向に突出す るように支持されている。 また、 この対物レンズ 5は、 光学系プロ ッ ク部 1 aから出射された光ビームが対物レンズ支持部材 4 中を通 つて入射される位置に、 レンズボビン 3及び対物レンズ支持部材 4 に支持されて光学系ブロック部 1 aに取付けられている。 従って、 上記対物レンズ 5は、 光学系ブロック部 1 aから出射されて入射さ れる光ビームをディスク 2 0 3の信号記録面上のある一点で集束す る光ビーム Bとして出射する。
[0045] ところで、 本実施例に用いられるディスク 2 0 3は、 前述したよ うに光ディスクであり、 ポリカーボネイ ト樹脂のような光透過性を 有する合成樹脂材料等により円盤状に形成されたディスク基板と、 このディスク基板の少なく とも一方の主面に薄膜形成された信号記 録層とにより構成されている。 このディスク 2 0 3の中央部には、 本発明に係る記録及び Z又は再生装置内に配設されるディスク回転 駆動機構 2 1 5に保持させるためのディスクハブ 2 0 4が取付けら れている。 このディスクハブ 2 0 4 は、 金属板等の磁性材料により 、 円盤状に形成されている。 このディスク 2 0 3において、 デイス クハブ 2 0 4の外周囲からディスク基板の外周縁に亘る部分は、 光 学ピックアツプ装置 1 によって情報信号の記録及び 又は再生が行 われる信号記録層が形成された信号記録部となされている。
[0046] そして、 ディスクカー ト リ ッジ 2 0 2を構成する力一 ト リ ツジ本 体 2 1 0は、 方形状をなす上ハーフ及び下ハーフを突き合わせ結合 されることによって、 ディスク 2 0 3を回転自由に収納するに足る 大きさの薄い筐体として形成されてなる。 すなわち、 このカー ト リ ッジ本体 2 0 1 は、 収納されるディスク 2 0 3の主面と対向する上 側及び下側主面部 2 O l a , 2 0 1 bの一辺の長さがディスク 2 0 3の直径よりもやや長い方形状となされている。 また、 このカー ト リ ッジ本体 2 0 1 は、 主面部 2 0 1 a , 2 0 l bの相対向する内面 間の間の距離、 すなわち、 このカー ト リ ツジ本体 2 0 1 内に構成さ れるディスク収納空間の厚さを、 ディスクハブ 2 0 4の厚さより も 稗々厚く している。
[0047] また、 カー ト リ ッジ本体 2 0 1 の下側主面部 2 0 1 bには、 記録 再生用開口部 2 0 5が設けられている。 この記録再生用開口部 2 0 5 は、 細長い略矩形状の抜き穴であって、 下側主面部 2 0 1 bの中 心部近傍より、 この下側主面部 2 0 1 bの一方の辺の近傍、 すなわ ち、 カー ト リ ツジ本体 2 0 1 の一側縁の近傍に亘つて、 対物レンズ 5の外径よりもやや大きい幅を有して形成されている。 この記録再 生用開口部 2 0 5は、 ディスク 2 0 3の下側主面部 2 0 1 b と対向 する信号記録部の一部を、 該ディスク 2 0 3の内外周に亘つて外方 側に臨ませている。 そして、 光学ピックアツブ装置 1 は、 この記録 再生用開口部 2 0 5を介して信号記録部に光ビーム Bを照射して、 ディスク 2 0 3に対する情報信号の記録及び Z又は再生を行う。
[0048] さらに、 力一 ト リ ッジ本体 2 0 1 の下側主面部 2 0 1 bの中央部 には、 略円形のチヤッキング用開口部 2 .0 6が設けられている。 こ のチヤ ッキング用開口部 2 0 6は、 ディスクハブ 2 0 4の下面部を 外方に臨ませている。 そして、 ディスク回転駆動機構 2 1 5 は、 こ のチヤッキング用開口部 2 0 6を介して、 スピン ドルモータ 2 0 7 の回転軸に支持されたディスクテーブル 2 0 8をカー ト リ ッジ本体 2 0 1 内に進入させて、 上記ディスクテーブル 2 0 8に設けられた マグネッ トによりディスクハブ 2 0 4を吸引することによってディ スク 2 0 3をチヤ ッキングする。
[0049] このように構成されたカー ト リ ッジ本体 2 0 1 には、 図 4 に示す ように、 シャ ツ夕部材 2 0 9が取付けられている。 このシャ ツ夕部 材 2 0 9は、 記録再生用開口部 2 0 5を開閉操作するためのもので ある。 このシャ ツタ部材 2 0 9は、 カー ト リ ツジ本体 2 0 1 の一側 面に沿ってカー ト リ ツジ本体 2 0 1 に支持されるスライダ部 2 1 0 と、 上記記録再生用開口部 2 0 5を開閉するシャ ツタ部 2 1 1 とを 有し、 ポリァセタールの如き合成樹脂材料により断面 L字状に一体 的に形成されている。 上記シャ ッ夕部材 2 0 9を構成するスライダ 部 2 1 0は、 カー ト リ ツジ本体 2 0 1 の厚さに略相当する幅を有す る長尺な矩形板状に形成されている。 また、 シャ ッタ部 2 1 1 は、 記録再生用開口部 2 0 5を閉塞し得るように、 この記録再生用開口 部 2 0 5 よりもやや大型の矩形状をなす一様な厚みを有する板状に 形成され、 カー ト リ ッジ本体 2 0 1 の下側主面部 2 0 1 b上に延在 されている。
[0050] ところで、 シャ ッタ部材 2 0 9は、 スライダ部 2 1 0の内側面に 突設した係合爪 2 1 3をカー ト リ ッジ本体 2 0 1 の一側面に形成し た係合溝 2 1 2に係合させることにより、 この係合溝 2 1 2にスラ ィ ド方向をガイ ドされて図 4中矢印 A方向にスライ ド可能となされ てカー ト リ ッジ本体 2 0 1 に取付けられてなる。 そして、 シャ ツ夕 部材 2 0 9は、 シャ ツ夕部 2 1 1 が記録再生用開口部 2 0 5を閉塞 する位置と、 上記シャ ツ夕部 2 1 1 が記録再生用開口部 2 0 5を開 放する位置の間に亘つてスライ ドすることになる。
[0051] このディスクカー ト リ ッジ 2 0 2においては、 記録再生用開口部 2 0 5が、 光学ピックァップ装置 1 の対物レンズ 5の外径より もや や大きい幅を有して形成されているため、 シャ ツ夕部材 2 0 9のシ ャッ夕部 2 1 1 も対物レンズ 5の外径より もやや大きい幅を有して いればよい。 そのため、 このディスクカー ト リ ッジ 2 0 2を構成す るカー ト リ ツジ本体 2 0 1 は、 記録再生用開口部 2 0 5を開閉する シャ ツタ部材 9の移動領域を確保するために大型化を図る必要性が なくなる。
[0052] 上述のように構成された本発明に係る記録及び Z又は再生装置に おいては、 非駆動時にあっては、 対物レンズ駆動装置 2のコイルへ の駆動信号の供給が遮断されているので、 対物レンズ 5を支持した レンズボビン 3は、 図 5に示すように、 光学系プロック部 1 a側に 引き込まれた位置にある。 このレンズボビン 3が引き込まれた状態 において、 ディスクカー トリ ッジ 2 0 2は、 対物レンズ 5に当接さ せることなく、 光学ピックアツプ装置 1上を水平方向にスライ ドさ せて記録及び Z又は再生装置内の力一 ト リ ッジ装着部への装着を可 能となす。
[0053] なお、 ディスクカー ト リ ッジ 2 0 2は、 記録及び Z又は再生装置 に装着されない非使用状態では、 シャッタ部材 2 0 9が開口部閉塞 位置にあってシャッ夕部 2 1 1 により記録再生用開口部 2 0 5を閉 塞した状態にある。 すなわち、 シャ ツ夕部 2 1 1 により記録再生用 開口部 2 0 5を閉塞することにより、 カー ト リ ツジ本体 2 0 1 内へ の塵埃や手指等の侵入を防止している。
[0054] そして、 ディスクカー ト リ ッジ 2 0 2は、 この記録及び 又は再 生装置に装着されると、 ディスク 2 0 3がディスク回転駆動機構 2 1 5のディスクテーブル 2 0 8に支持されるとともに、 記録及び/ 又は再生装置側に配設されたシャ ッタ開放操作機構によりシャ ツ夕 部材 2 0 9が開口部開放位置方向にスライ ドされ記録再生用開口部 2 0 5を開放する。 この開放された記録再生用開口部 2 0 5を介し て光学ピッ クァップ装置 1 の対物レンズ 5が、 ディスクテーブル 2 0 8に支持されたディスク 2 0 3に対向する。
[0055] ところで、 本発明に係る記録及び 又は再生装置においては、 デ イスクカー ト リ ッジ 2 0 2の装着が行われ、 ディスク回転駆動機構 2 1 5のスピン ドルモータ 2 0 7が駆動されてディ スク 2 0 3の回 転駆動が行われ、 光学ピックアップ装置 1 により上記ディスク 2 0 3に対する情報信号の記録及び/又は再生が行われる状態になると 、 対物レンズ駆動装置 2のコイルに駆動信号が供給され、 レンズボ ビン 3がディ スクカー ト リ ッジ 2 0 2側に進出される。 このレンズ ボビン 3の進出により、 対物レンズ 5が開放された記録再生用開口 部 2 0 5を介してカー ト リ ッジ本体 2 0 1 内に進入する。 このとき 、 対物レンズ 5 は、 ディスク 2 0 3の信号記録部に対して、 この対 物レンズ 5の光学的特性により定まる所定のワーキング · デイ ス夕 ンスを隔てて対向する状態となる。 この対物レンズ 5 は、 光学系ブ ロッ ク部 1 aより出射された光ビームを、 ディスク 2 0 3の信号記 録部上に集束させるものである。 このようにして、 ディスク 2 0 3 の信号記録部上に集束された光ビーム Bが照射されることにより、 光学ピッ クアツブ装置 1 によって上記信号記録部に対する情報信号 の書込み及び 又は読出しが行われる。
[0056] そして、 本発明に係る記録及び 又は再生装置は、 この装置内若 しく は装置外にある信号処理装置を介して光学ピッ クアップ装置 1 に対して情報信号の授受を行い、 ディスク 2 0 3に対する情報信号 の記録及び Z又は再生動作を行う。
[0057] なお、 本発明に係る記録及び Z又は再生装置は、 上述したような 光ディスク 2 0 3を用いて情報信号の記録及び 又は再生を行う装 置のみならず、 いわゆる光磁気ディスクを用いて情報信号の再生を 行う装置として構成してもよい。
[0058] そして、 光磁気ディスクを記録媒体に用いて情報信号の記録及び 又は再生を行う装置にあっては、 ディスクカー ト リ ッジ 2 0 2の 相対向する雨主面部に記録再生用開口部を形成し、 一方の面に形成 された記録再生用開口部に光学ピックアップ装置を進入させ、 他方 面に形成した記録再生用開口部に外部磁界発生装置を進入又は対向 配置するようにすればよい。 この場合にあっては、 ディスクカー ト リ ッジ 2 0 2に配置されるシャッ夕部材は、 両主面部に形成された 記録再生用開口部を閉塞し得るように一対のシャッ夕部を有する断 面コ字状に形成する。
[0059] 上述のように、 本発明に係る記録及び 又は再生装置は、 カー ト リ ッジ本体に収納され、 このカー ト リ ツジ本体に設けられた記録再 生用の開口部を介して信号記録部の少なく とも一部を径方向に亘っ て外方側に臨ませたディスクに対し光学ピックアツプ装置により光 ビームを照射して情報信号の記録及び/又は再生を行う ときに、 光 学ピックアツプ装置の対物レンズのみをディスク側に突出させて上 記開口部を介してカー ト リ ツジ本体内に進入させてなる。
[0060] 従って、 この記録及び 又は再生装置にあっては、 カー ト リ ッジ 本体に形成される開口部が、 光学ピックアップ装置の対物レンズの みを進入可能となす大きさに形成されている場合であっても、 光学 ピックァップ装置によりディスクに対する情報信号の記録及び Z又 は再生を行う ことができる。 そして、 この記録及び Z又は再生装置 は、 光学ピッ クアップ装置の対物レンズとディスクとの間の距離、 すなわち、 ワーキング · ディスタンスを短くするため、 対物レンズ の外径より大径となされる対物レンズ駆動機構を力一 ト リ ッジ本体 内に進入させるような大きな開口部を設ける必要がない。 そのため 、 上記開口部を開閉するシャッ夕部材の小型化を図ることができる ので、 このシャツタ部材が開口部を開閉し得るように移動するカー ト リ ,ッジ本体上の移動領域を小さ くなすことが可能となり、 上記シ ャ ッタ部材が取付けられるディスクカー ト リ ツジの小型化が可能と なる。
[0061] すなわち、 本発明を適用することにより、 ディスクを収納するデ イスクカー ト リ ツジの大型化及び製造の困難化を招来することなく 、 ディスクカー ト リ ツジに収納されたディスクに対する情報信号の 良好な記録及び Z又は再生を行うことができる記録及び Z又は再生 装置を構成できる。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 光ディスクを回転自在に収納してなるディスクカー ト リ ッ ジ に形成された開口部を介して光学ピックアツプ装置からの光ビー ムを照射することによって、 光ディスクに情報信号の記録及び 又は再生を行う記録及び Z又は再生装置において、
上記光学ピッ クアップ装置は、 光源と、 この光源からの光ビー ムを光ディスクの信号記録部上に集束させる対物レンズとを備え 0
光ディスクに対して情報信号の記録及び 又は再生を上記光学 ピックアップ装置によって行う際に上記ディスクカー トリ ッジの 上記開口部を介して対物レンズのみを上記ディスクカー ト リ ッ ジ 内に進入させてなる記録及び Z又は再生装置。
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2 . 上記記録及び 又は再生装置は、 上記ディスクカー ト リ ッジ に収納された光ディスクに上記光学ピックアツプ装置により情報 信号の記録及び 又は再生を行う ときに、 上記対物レンズを上記 ディスクカー ト リ ツジ内に進入させる駆動手段を備えてなる請求 の範囲第 1項記載の記録及び Z又は再生装置。
0 3 . 上記駆動手段が、 上記光学ピックアップ装置に設けられている 請求の範囲第 2項記載の記録及び 又は再生装置。
4 . 上記駆動手段は、 上記対物レンズを突出した状態で支持する支 持部と、 上記対物レンズを少なく とも上記対物レンズの光軸方向 に移動可能に支持するとともに、 少なく とも上記光軸方向に駆動 する駆動部とからなる請求の範囲第 2項記載の記録及び Z又は再 生装置,
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-08-06| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1992-08-06| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB |
1992-09-08| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1992903330 Country of ref document: EP |
1993-01-13| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1992903330 Country of ref document: EP |
1997-03-19| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1992903330 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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